2012年9月1日土曜日

スポクラシリーズ 957 完成 






2012年09月01日の木曜日 現在。


ポルシェカイエン957

957スポクラエアロの開発と
パワーバルジターボ955ボンネットの増設

 Sports classic  heritage 
Ver-1  Front  Bamper Spoirer 957

チカラコブと呼ばれる955アルミボンネット
このパーツを組み込み現在追加ペイント進行作業中です。
2012年08月31日の金曜日には
色塗り完成となる予定です。

初期型 955のデザインに心底惚れ込み
955ターボスタイルに強く憧れて、
あえて957を先祖帰りのフォルムに改良させています。
957には957としての深化の大きな特徴と魅力があり
955と組み合わせる事により
それはそれで新しい957フォルムが誕生します。

上品で純正風の落ち着いた
エクステリアフォルムの中に
溶け込むポルシェターボ
スピリッツが自然と滲み出ます。
このNAの4800ccエンジン
V型8気筒を搭載したGTSという存在。

 
Sports classic  heritage 
Ver-1  Front  Bamper Spoirer 
957フォルムを組み合わせる事により、
よりポルシェカイエンらしい
美しきフォルムへとさり気なく深化して行きます。




















販売価格は予価289,000円の予定です。
欠点と言えばこの微妙な金額の設定でしょうか?
高過ぎず安過ぎない微妙な価格設定とその存在感。
本当に欲しいと思われる方には、
これこそ非常にリーズナブルな領域に感じますし、
さほど必要性を感じられない方には、
微妙なプライスゾーンの設定でもあるのです。
勿論デザインの世界は大きく好き嫌いが存在します。
十人十色でセンスも千差万別ですから、
それこそカイエン 957オーナーの方達万人に、
快く100%受け入れてもらい、
気に入って頂こうなんて正直思いません。

お金を掛けた製品の宣伝告知やPRもしていませんから、
ましてやその存在もメジャーでもありません。
知る人以外はある意味誰もその存在を知らないのです。
非常に数少ない限られた希少な存在で、
AFFを知らないオーナーには縁も御座いません。
最大のメリットと考えられる、
スポクラエアロ 一押しの製品クオリティーですが、
これほどまでに製品のテストを繰り返し、
必要以上に考えられた頑丈な作り込み。
驚くような耐久性と超寿命に優れる品質のメリットは、
実際に製品を手に入れた人だけの恩恵と特典ですから、
迷っている人には全然関係の無い遠い領域でもあります。

ということで興味のある方の為に
簡単なスポクラエアロの説明をさせて頂きます。






外観からみる大きな違いは各部の変更点の多さです。

その1です。


標準957スタイルとスポクラエアロ装着後の、
ナンバープレート取り付け固定位置の変化。
ロアーボトムのボリュームとの全体造形バランス。
このスポクラ957エアロデザインの装着車量を観てから、
標準GTSを見比べて頂けるとボリュームの違いが、
ある程度ですが鮮明にご理解頂けるものと思われます。

シンプルで目立たない
あえて上品な大人のデザインを採用しました。
知らない人が視た時はさり気なく
自然なエクステリアの雰囲気を纏い、
変な誇張や大袈裟なエッジのアクセント表現は、
出来る限り控えさせて頂きました。

また逆にこのモデルを深く知る人や、
その車両957を所有されるのオーナーが観た時にだけ、
明らかに違いが理解出来るくらいな、
ナチュラルで上質なるその美しさ、
所有をされていなくともある程度、興味ある人が見て、
その外観が次第に記憶や脳裏にインプットされ、
違和感無くセンスに溶け込む調和のとれた全体のフォルム。
違和感があっては交換するその意味すらありません。

標準ノーマルデザインとすれ違った時や、
ぱっと意識せずに見た瞬間に、
全体的に何かが物足りないと感じるならば、
それはノーマルエクステリアの不満点が、
イメージの中で浮き彫りにされた決定的な瞬間なのです。
あなただけの特別なる存在。
そしてそれを理解出来る大人のセンスを求める957の持ち主へ!










外観からみる大きな違いは各部の変更点の多さ

その2です。

純粋に個人的な嗜好やシンプルな好みの問題かも知れませんが、
初期型の955時代に好きだった部分が957に進化して違うデザインへと変更になりました。
特に感じたのがリアセクションから感じる直線的な処理のエッジラインが、
先代の955とは大きく違っていたのです。
実際には大きい筈のカイエンのリア面積や空間デザインのエッジ処理が、
逆に纏まり過ぎて小さく観得てしまうような微妙な雰囲気でした。
左右のテールランプの形状もラウンド処理が施されて、
ストレートカットから角が丸いラウンドテーパーカットになりました。
後ろから眺めるとボディー全体が小さく観得てしまう原因の1つでもありました。
初期の段階から決めて行く専用設計でのデザインと、
部分的な局部のみ一部湾曲させてリファインを追い込む、
意匠変更での追加デザインとではそれなりの完成度が当然違ってきます。
マイナーチェンジモデルの違和感や馴染めない原因の多くは、
これらのパッケージの変更を受け継いだ担当デザイナーの変更からも生まれます。
今までとは違う何かや痕跡を明らかに誇示させてみたいと思うからかも知れません。
本質的な部分が良いとか悪いとかはさておいて、
この場合は個人として受け入れる「好きか嫌いか」だけで判断させて貰いました。
957の良い場所はそのままに!そして955の魅力も織り込みながら真ん中の956を目指しました。












外観からみる大きな違いは各部の変更点の多さ

その3です。


標準957スタイルとスポクラエアロ装着後の、
日本国内ナンバープレート取り付け固定位置の変化。
ロアーボトムのボリュームとの全体造形バランス。
このスポクラ957エアロデザインの装着車量を観てから、
標準GTSを見比べて頂けるとボリュームの違いが、
ある程度ですが鮮明にご理解頂けるものと思われます。

957の直線的なエッジラインやストレートな印象を、
本来のポルシェらしい丸みを帯びた曲線美で纏めてみました。
プロジェクターランプの中心軸が955から957に進化して、
大きく110mm程度左右に拡大されているそうです。
それと同時にフロントグリルの開口部も同時に大きく拡大されました。
横方向にコレだけの拡大デザイン変更が施されているにもかかわらず、
上下方向は薄くそのまままどころか厚みを考慮に入れていないままでした。
純正フロントボトムのパネルは傾斜角もキツくなり薄っぺらな処理だったのです。
局部的にはデザインも色々と進化して先代よりも更に迫力がある構成部品なのに、
どうしても全体像として捉えた時に逆に小さく見えてしまうのです。
真正面から観た時に感じる迫力が955に比べて今一歩感じられなかった原因は、
多分この事が大きく関係しているように思えました。
957には957の魅力があるはず!
メーカー側もベースが955からのカスタムリファインですから、
最初から描くような専用設計デザインには踏み切れずに、
局部的なカスタムの延長範囲を越えられなかったのかも知れません!
足りなかった物は全体のバランスと塊感と左右上下の黄金比だったのかも知れません。





























0 件のコメント: