2013年3月30日土曜日

ポルシェカイエン957 GTS 956仕様 








2013年03月30日年度末近辺の土曜日


トランスポート957GTS超特急エクスプレスワゴン!
緊急入荷のブツを受け取りに細い民家の隙間やら渋滞の裏路地を957 で移動でした。
横浜は都筑から東名青葉〜横浜町田〜経由で佐川急便瀬谷営業所の裏路地まで、
そこから国道246号線経由で東京方面〜青葉インター〜東名終点の世田谷インターまで、
環八経由の大田区周辺からジョイントして環七まで抜けて高級住宅街を彷徨いながら無事到着。
このカイエンのボディーサイズは丁度良いコンパクトサイズです。
狭い昔ながらの裏路地から一方通行やら民家の抜け道まで、
結構大きめのサイズと思われがちですがギリギリサイズで楽しい移動でした。
短時間で的確に走りそれなりの荷物の運搬量やら貴重なブツを、
確実に届けるのに適した最高のトランスポートEX PRESSワゴンなのかも知れません。

加古 俊文















































ポルシェカイエン956仕様とは何か?



初期型のカイエンが955シリーズでマイナーチェンジされた次期モデルに相当するのが957と呼ばれます。
基本骨格は初期型の955シリーズもマイチェン後の957シリーズも共通ボディーでパーツの流用性が御座います。
逆に流用性が殆ど無いのは955と957が互換性があるのですが最新型の958シリーズのような、
フルモデルチェンジバージョンとは生産ラインと骨格基本デザインが根本的に違います。
955時代には徹底的にコスト無視でポルシェ社の威信を掛けて生産されましたから、
各部の造り込みも品質もそれはもう最上級レベルなのではないかと勝手ながらにも推測されます。
せっかく素晴らしい955のデザインも時代の流れでしょうか?マイナーチェンジの時期には逆らえません。
変化を加えながらもMC後の雰囲気を新しく違いを客観的にも理解出来るようにさせなければならないのです。
メーカーから指令を受けたエクステリアフォルムを担当されたデザイナーさんの気苦労を察します。
957は957で時代の流れに即し素晴らしく進化しているところは前向きに受け入れたいものです。
個人的には左右のフロントフェンダーが大幅に拡大されライトの中心軸が広がりました。
957ターボデザインや957 GTSのラジエーター開口部のデザインは、
進化に相応しいスタイルを取り入れ斬新でこれはこれで結構好きな957独自のフォルムなのです。
マイナーチェンジで施されたようなメーカー側の進化は本当に100%正しいのか?
疑う気持ちなんてのは不謹慎で御座いますが、全部を無条件で受け入れられる訳ではありませんでした。
























ポルシェカイエン956仕様とは何か?

955の素晴らしいデザインと957の新しく進化したデザインを違和感無く統合させる事が出来るのなら?
こうして957シリーズから955シリーズへと局部的に先祖帰りさせたフィルムでの956仕様が誕生しました。
リアセクションの完成度は955の方が自然な雰囲気で落ち着いたデザインなのではないでしょうか?
957シリーズではテールレンズの角にアクセントが加えられリブのプレスラインも加えられました。
最初は斬新なデザインなのかも知れないと受け入れてぼんやりと眺めておりましたが、
どれだけ時間が経過しても惚れ込むようなしっくりとしたフォルムに対しての違和感が消えません。
この何とも表現出来ない微妙な異物を拒絶するような違和感は一体何処から生まれてくるのだろう?
見れば視る程に取って加えたような付け足しのデザインと最初からの設計の決定的な違いでしょうか?
個人の感性でポルシェ社の決定したエクステリアフォルムのデザインなんぞに文句等付けられません。
好きか嫌いか?単純に好きになれなかった造形美の微妙な余韻がどうしても957のテールには残るのでした。
無いものは1から自分で作り替えてしまおう!個人のしかも趣味のクルマですから個人の自由で御座います。
こうしてプライベートデザインは957のサイドフォルムとリアセクションを、
かつての素晴らしきバランスを持つ初期型955スタイルへと違和感無く自然なフォルムで変化させました。
個人の勝手ですからお店のスタイルとしてはこの組合わせを957オーナーの顧客さまには提唱してはおりません。
完成されたカイエンのデザインエクステリアフォルムは純粋に好きか嫌いかだけの問題かも知れません。
自分個人はこの956仕様がものすごく気に入っております。世界に1台だけの混血児では御座いますが、
こんな亜種的な存在の ポルシェカイエン957改 956 GTSがあっても良いのかも知れません!


加古 俊文




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