2013年3月5日火曜日

AMG C36  紫外線と戦うインテリアパーツ達。






この年式の車両の心得その1 内装材の不具合と老朽化

ウッドパーツの劣化やひび割れもパネルの修正が局部パーツで可能ですから、
わざわざ御ニューで新しいパーツに注文入れ替えしなくとも大丈夫です。
ステアリングのひび割れやクラックも時間は掛かりますが修理可能箇所なのです。
レザー部の張り替えやウッド部分の修正、素材替え、太さ替えもご要望に応じて承ります。
インテリアのリフレッシュは少しずつ予算に応じてのんびりと生き返らす事も可能です。



この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化その2

ウッドパーツの劣化やひび割れも初年度登録平成6年07月ですから1994年製です。
現在が2013年ですから差し引き19年の月日が流れた事になります。
走行距離は15万9339Kmとこれまた日に日に健康的に距離は伸びて行きます。
紫外線に約20年近くも晒されて現状をキープしているだけでも評価の対象で御座います。
良く頑張ってくれた!内装のウッドパーツ達よ!と褒めてあげたいくらいです。
黒いウッドパーツなんだとイメージの中で思い込んでいたウッドパーツ達も、
室内の暗い場所では黒っぽい素材なのですが、
新しい修正後のAFFオリジナルタイガーバーズブラックと見比べると、
濃い目のブラウンウッドと色褪せてしまっております。
黒猫が三毛猫に変身したくらいの色褪せ具合なのです。












































この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化その3

ウッドパーツの劣化やひび割れも微妙に気になります。
あちこちが割れたパネルは運気を下げる元凶でもあります。
また中途半端に放置すれば怪我の原因にも発展しかねません。
1度このような微妙なヒビでも見つけてしまうと、
やはりどうしても気にしてしまうのが熱きオーナーのイケナイ性分。
思い切って少しずつでも良いですからこの際やんわりと直しましょう〜!










この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化その4


インテリアのリフレッシュは少しずつ予算に応じてのんびりと生き返らす事も可能です。
交換箇所 全部をいきなりだと確かに予算やコストが気になり我慢のジレンマとの戦いに陥ります。
まずは気になる場所を1〜2カ所から!そして気に入ったら少しずつ追加でのんびりと!
天然ウッドでしかも寿命もあるからこそ価値があり美しいのです。
いつまでも色褪せない人工造花と本物の儚き寿命の生け花の喩えではありませんが、
天然木は天然がゆえにまだまだ水分を保有して生きている特殊素材なのです。
美しく維持させている愛あるクルマのオーナーだからこそ逆に格好良いのです。
天然木の入れ替えやカスタムモディファイで局部修正をする醍醐味はここにあります。





















この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化その5

ウッドパーツの劣化の最大の特徴、それは自然退色と呼ばれる色褪せです。
ヒビや変形に伴い天然木は内部で乾燥し板の平面が維持出来ずに収縮縮小の反りが起ります。

紫外線に晒されれば色素が抜けて色が薄くなるのも自然の摂理。
人間の細胞にも寿命があるようにこの朽ち果てていくプロセスが素晴らしいのです。
劣化やビンテージ感漂う汚さを肯定しているのではなく仕方の無い宿命なんだという事です。
朽ち果てた戦士をそのままにしてはいけません。
手厚く労り優しく看護をしてあげるか、
局部的にリフレッシュして綺麗に蘇生させてあげる方法があるのです。
この再生プログラムは本当に大切にモノを扱う尊きリサイクルの精神に通じます。

またそんな環境がある事すらも知らないオーナー様達が多いのも事実です。
自分のクルマを構成する部品がオリジナリティーを維持させながら蘇って来るのです。
これこそ完全なオリジナリティーを維持させたクルマパーツ界での輪廻転生では御座いませんか!
修理やリフレッシュは新品パーツを購入するよりエコノミーです。
デメリットは修理完成までに多少の時間がある程度必要だということです。






















































この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化

色のトーンは光が正しく透過するこの瞬間までは木目が確認出来るのですが、
装着状態ではトーンがインテリアの影に重なってより黒く観得るものとなります。
実際の木目の模様よりも濃くなるのが理解出来ます。
パネル関連は3年に1度もしくは5年に1度、老朽化した箇所を入れ替えましょう〜!




















この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化

ウッドパーツの天然木が何層も何層も積み重ねて、
これにより板の大きな反りを抑える効果を狙っているのかも知れません。
非常に手間隙が掛かり時間コストも製作コストも跳ね上がるメルセデス製法です。
こうした技術は後に合板パネル製法として世界中の工業製品に採用されるようになりました。
時代の先駆けでもある天然木素材の素晴らしさ!呼吸する部品と呼ばれる由縁です。


















この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化

ウッドパーツのトーンが普通の露出では黒く観得てしまいます。
アンダー気味で撮影したのが下の画像です。
クリアーの艶も均等でフラットな平面が魅力です。
毎日観たり触ったりする箇所ですから手抜きはイケません。
20年が経過したAMG C36を内面から蘇らせる!
コストを最小限に抑えたある意味楽しいW202 復活方法でもあります。










この年式の車両の心得 内装材の不具合と老朽化

朽ち果てる前のAMG C36 ウッドパーツの劣化やひび割れ修正の簡単なるご案内でした。



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代表取締役 加古 俊文



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