2013年10月16日水曜日

蘇る124092 AMG 320TE-3,6 門脇さまのコンプリートマシン

















門脇様の所有される1993年式 AMG 320TE-3,6 WAGONです。

今回はブレーキ廻りの油圧回路の見直しと
ATオイルパンの交換&ATオイル補充にガスケット交換でした。
20年の月日が流れたメルセデスワゴン、定期点検や予防メンテナンスで
一旦は資金は必要ですが永い目で考えると非常にリーズナブル。
原因不明の故障も無く100%修理可能な素晴らしきアナログ個体が最大の魅力でもあります。

























































門脇様の所有される1993年式 AMG 320TE-3,6 WAGONです。

まだEクラスがメルセデスのミディアムクラスと呼ばれていた時代
ストレートシックス M103 OHC 6気筒エンジンから、
M104 DOHC 6気筒エンジンに新しく刷新された転換期でもありました。

1993年という狭間に誕生した懐かしき年代のS124ワゴンAMGなのです。
この車両はミディアム前期顔で販売時はエンジン排気量はスタンダード状態
正規AMGディーラー車のカタログモデルとして販売されました。
最初は排気量がDOHC M104型の3200ccのノーマルエンジンでしたが、
後からリボに因んで後からチューンドエンジン搭載車量で念願の3,6リッターへ、
AFFにて280馬力仕様のAMG社製のチューンド3,6リッターエンジンに
後にASSYにて3,6エンジン本体ごとコンバートにて移植載せ換えを致しました。

これにより正真正銘のチューンドAMG 320TE-3,6 WAGONとなりました。
エンジンとシャーシ、エキゾーストを含めエクステリアボディーの魅力。
外装はAFFのVer2 500ワイドフロントバンパースポイラーを装着。
怖さが出ますがBIG フロントグリルはボディーカラー同色にて199ペイント、
憧れの500ワイドボディーへとカスタムモディファイさせております。
リアバンパーもワイドボディーにはお約束のAFFオリジナルパーツ、
Ver2 500ワイドリアバンパースポイラーを装着です。

124ワイドボディーにはワイドボディー専用のデザインがある、
たとえAMGのコンプリートスタイルであっても、
このワイド500リアバンパーの入れ替えは必須条件なのでした。
今まではワイドボディー専用に開発されたパーツが存在していませんでした。
無いモノは仕方が無いと諦めていた状態が永く続いておりましたが、
20年近くの月日が流れた現在、124のスタイルはようやく完成に域に達しました。
念願のワイド専用でしかも500ラインでの専用リアバンパーの登場なのです。
我慢する理由が見当たらないくらいに自然なフォルムとマッチングで御座います。
バンパーモールプロテクターのデザイン処理もフルカバーモールディングタイプ。
フロントバンパーとリアバンパー前後との繋がりバランスを適度に保ち、
リアフェンダーから繋がる自然なワイドボリュームの流れを犠牲に致しません。
そしてバンパーモールをカットさせた面積の無意味な隙間を不必要に生みません。
自然な流れでのDesignは突然変異のインスタントでは決して生まれて来ません。

時代の狭間に刻まれた1993年の歴史を大切に考える門脇様は、
色の濃いオレンジウィンカーの装着で旧型のメルセデスの雰囲気を
ホワイトウィンカーとは違った新鮮な雰囲気へと造り上げております。
足回りは強化ブレーキシステムとしてブレンボF50にガンメタAMGロゴの355mmを装着
ホイールはこれまたお約束のAFFオリジナルのEURO FIVE 18 ポルシェCAPを選択、
5個の小さなアライメントホールが一切存在しないシンプルな造形デザインなのです。
あれこれと数え上げたらキリが無いくらいに、入念にそして上品に
500ワイドワゴンのスペシャルパーツでキッチリと固められております。
124の美味しいところを上品に集約させるとこの旧型スタイルはこれはこれでありかも?
20年が経過した現在だからこそ余計にこの124ワゴンが魅力的に映るのかも知れません。


加古 俊文













NikonD300S 

SIGMA  
APO 150-500mm 
F5-6.3 DG OS HSM (Nikon用)
DX  225~750mm
Photo by Toshifumi Kako






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